
こんなにすごい!唾液の役割
みなさん、こんにちは。
菊水アロー歯科です。
2月も半ばを過ぎました。
まだまだそんな気配は感じないですが、少しずつ春が近づいてきていますね。
北海道は四季折々の姿を見せてくれるので、季節が変わるのがいつも楽しみです。
北海道のまん延防止重点措置が、延長されるとのことですが、
外の空気に触れつつ変わりゆく季節を感じたいですね。
さて今回は『唾液』のお話です。
みなさん、唾液はどんな働きがあるか知っていますか?
実は唾液は、様々な役割を果たしているんです。
唾液の主な働きとして、
■自浄作用
お口の中をキレイにして、むし歯や口臭を防ぎます。
■殺菌作用
お口の中に入ってくる細菌の増殖を防ぎます。
■消化作用
食べ物を胃で消化されやすい状態にします。
■再石灰化作用
歯の表面を修復しむし歯を防ぎます。
■緩衝作用
食事により酸性に傾いた口内をPHを中和させ、むし歯を防ぎます。
があります。
唾液の分泌が減ると、口臭や渇き、ネバネバ感などがでて、
お口の中だけではなく全身に影響が出ることがあります。
最近ではマスクをしている時間が長いので、無意識に口呼吸をすることが増え
マスクの中でお口が乾いていることがあります。
お口が乾くことで、お口の中の細菌が増殖しやすい環境になり、
むし歯や歯周病が悪化することがあります。
健康な歯を維持するためにも、唾液は大切な存在です。
唾液の量は1日1000~1500mlも分泌されます。
なんと牛乳パック1~1.5本分もの唾液が出ているんですよ!
しっかりと唾液を出すためにも、
・食事のときに噛む回数を増やす(30回噛みましょう)
・噛み応えのあるものをメニューに取り入れる
など、食事の時に噛むことをしっかり意識してください。
でもむし歯があったり、歯を失っていたりするとしっかり噛むことが出来ません。
唾液の機能を十分に得るためにも、『歯』は大切な存在です。
いま、皆さんの歯はしっかりと機能していますか?
歯が痛い、歯茎が腫れている、歯がしみるなど気になることがある方、
しっかり噛んでいるけど唾液が少ない、口臭が気になる方はぜひ歯科医院でご相談ください。
また、当院には管理栄養士が在籍しています。
栄養面だけではなく、噛むことについてご不安な方はぜひご相談ください。
歯が痛い、矯正中で食べづらい、など何らかの症状で食事がしづらいなどありましたら、
管理栄養士から調理方法や食事の摂り方についてもサポートいたします。