
歯ブラシ・歯磨き粉はどうやって選んでいますか?
みなさん、こんにちは。
菊水アロー歯科です。
雪もだいぶとけ、春めいた日が多くなってきましたね。
今年の札幌の開花予想は4月25日頃だそうで、あと3週間くらいです。
北海道でのお花見と言えばジンギスカンですが、今年も難しそうですね。。。
早く日常が戻ることを祈りつつ、お花見を楽しみたいと思います。
さて、みなさんは歯ブラシや歯磨き粉を選ぶとき、どうやって選んでいますか?
スーパーやドラッグストアなど店頭で見比べたり、
好きな色や価格を見て選んだり、CMを見て選んだりと、
歯ブラシの特徴や歯磨き粉の成分などを考えて選ぶ方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
歯みがきは毎食後に行うことが推奨されていますが、恐らく朝夜に行う方が多いと思います。
1日2回の歯みがきを効率的に行うためにも、
歯ブラシや歯磨き粉の選び方にぜひこだわりを持っていただきたいです。
ただ歯ブラシや歯磨き粉をご自身で選ぶのは、なかなか難しいです。
お口の症状は人によって様々です。
同じくらいの年齢だからといって、同じものでよいということはありませんし、
歯の大きさや形状によっても変わってきます。
当院では、むし歯の方、歯周病の方、知覚過敏の方、歯を白くしたい方など、
患者さんのご要望やお口の状況に合わせて、歯ブラシや歯磨き粉を提案しています。
また歯みがきの仕方についても、お伝えしています。
毎食後5分磨いています!という方でも、
残念ながら効率が悪く、お口の汚れが十分に取れていない方もいらっしゃいます。
しっかりとお口の汚れを落とすために、歯ブラシの角度や力の入れ方などお伝えしています。
お口の中の汚れは、歯ブラシだけでは約60%の汚れしか落ちないと言われています。
毎日行っているのに60%は少なすぎる!と思いませんか?
これが効率が悪いと、もっと落ちていないということです。
歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使うことで、
約80%の汚れが落ちると言われていますので、
当院では歯ブラシに加え、歯間ブラシやデンタルフロスを使うことをお勧めしています。
歯の清掃器具をしっかりと使い分けて、効率よく歯みがきを行いましょう。
毎日の歯みがきがしっかりと行えるようになることに加え、
定期的に歯科に通いプロのクリーニングを受けることで、むし歯や歯周病のリスクが下がります。
あなたのお口を守ることができるのは、あなた次第です。
歯は再生をしません。
失ってから後悔しても遅いんです。
いくつになってもご自身の歯で食事を美味しく召し上がっていただきたいので、
歯ブラシや歯磨き粉の選び方にこだっていただき、
定期的に歯科を受診して、チェックを受けてくださいね。
お口のことで気になることがある方は、お気軽にお尋ねください。